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「夢一夜 〜a sealed chapter in the dark〜」
                                                            chaton 様

「フランソワーズ・・・入っていいかい?」
そっとノックした。
だが応答がない。
ノブを回してみると、鍵は開いている。
躊躇しながら部屋に入った。
―――激しい嗚咽。
キミはベッドの上にうつ伏せになって、泣きじゃくっていた。
ボクが入ってきたことにも全然気づかないで。
キミのそんな姿を見たことがなかったボクは、ただ呆然と立ち尽くした。
ボクの・・・せい?
ボクがキミをこんなに悲しませてる?
でも――キミは・・・ボクのことを思って泣いてくれてるの?
そんなふうに―――思っていいの?

キミはしゃくりあげながら、何か小さな声で呟いている。
ボクはそっとベッドに近づいた。
「ジョーの馬鹿!・・・嫌い・・・大嫌い!」
何度も何度もそう呟くキミは、いつもと全然違ってた。
まるで、小さな女の子が駄々をこねてるみたいで。
可愛くて、いじらしくて・・・ボクはもう我慢ができなくなった。
ベッドの上にかがみこみ、激しく上下している肩をそっと抱いた。
キミはびっくりして、はっと跳ね起きた。
まさかボクがそこにいるなんて、思いもしてなかったんだね?
涙にぬれた瞳を大きく見開いて。
震える細い肩をたまらず抱きしめる。
ずっと、こうしたかった。
キミをこうやってボクの腕の中にすっぽり包んで、唇を奪って。
そして・・・キミのすべてを・・・。
でも、それは許されないことだと思ってた。
なぜなら、ボクたちは―――

だけど・・・もう我慢できないよ。
ボクの腕の中で必死にもがくキミ。
その可愛らしい唇が、ボクのことを「大嫌い」と何度もつぶやくのを聞いていると、たまらなくなる。
キミが欲しい。
もうこの気持ちを抑えることなんかできない。
「キミが許してくれるまで・・・ずっとこうしてる」
許してくれたら・・・また抱きしめるから。
でも許してくれなかったら、ずっと離さない。
キミは、やっともがくのをやめると、そっとボクに体をあずけて小さな声で呟いた。
「いやよ・・・絶対に・・・許さないから」
わかった。
今夜はキミを離さない。一晩中愛して、キミを眠らせないから。
キミが、ボクを許してくれる、って言うまで。

細いあごをそっと持ち上げる。
静かに唇を重ねた。
甘く柔らかい花びらにボクの全身は熔けていく。
「ん・・・・・・」
キミの小さな呻き声。カッと全身が熱くなる。
そうだ。忘れてしまうところだった。ポケットから取り出したリングを、そっとキミの指にはめる。
「あ・・・ジョー?」
自分の手を見て驚いたキミが、ボクをじっと見上げた。
天使の零した水晶の雫。きらりと頬を伝う。
その涙がいじらしくて、また唇を奪う。
信じられないよ、こうしていても。
キミが本当にボクのものになるなんて。
そんな日が現実に来るなんて。
でも・・・もう我慢はしない。そう決めたんだ。
体の奥から突き上げてくる熱い衝動。もう押さえられない。
だから今、正直に身を委ねよう。
唇を激しく奪い、折れるほど、細い体を抱きしめて、ボクはそのままベッドに倒れこんだ。
「あ・・・ジョー・・・あ、なにを・・・」
必死に抗うキミの白い喉から襟元に、柔らかく唇を這わせる。
「あんっ・・・あ・・・」
そっと胸をまさぐるボクの手の動きに、とても敏感に反応するキミ。
ああ、なんて豊かな胸なんだろう。
こんな肢体が、今までボクにずっと寄り添ってたなんて―――
防護服に包まれて、あのジャングルの中で。硝煙の漂う廃墟で。
考えただけで眩暈がする。

震える手でカーディガンのボタンをはずし、ブラウスの前を開ける。
目に眩しいほど白い肌。
ごくり、とつばを飲み込み、ホックをはずす。
キミは顔をそむけるようにして、ぎゅっと目をつぶった。
ポロリと姿をあらわした乳房に、ボクはうっとりと見とれた。
この世に、こんな美しいものがあったなんて。
恥らうような薄紅色の乳首が、ボクを妖しく誘っている。
ボクは両手でそっと乳房を揉んだ。
「あ・・・い・・・や・・・」
キミは羞恥に頬を染めながら、艶かしい声をあげる。
さっきまで泣きじゃくっていた女の子とは全くの別人だ。
いつもの清楚なキミとも違う。
神々しいまでに美しく、甘い色香に満ちた愛の天使。
キミの乳房の感覚をゆっくりと楽しみながら、ボクはそっと乳首を咥えた。
「あんっ・・・」
キミは鋭い悲鳴のような声をあげ、身を激しくよじった。
―――その声が、ボクの最後の箍をはずした。
無我夢中で乳首に吸い付き、激しく乳房を揉む。
キミの懸命の抵抗を封じるように、体重をかけて抑え込む。
もう一方の手をそろそろとキミの下腹部に伸ばすと、スカートをめくりあげて、足の付け根に滑り込ませた。
「あんっ・・・はあっ・・・い、いや・・・ジョー・・・やめて」
「いやだ。キミが・・・許してくれるまで・・・いや、キミが許してくれても・・・もうやめられない」
ボクは一気にショーツを奪うと、その中の暖かく湿った場所に、そっと指を這わせた。
「ああ――っ・・・い、いや!っんんっ・・・あっ・・・あっ・・・」
白い肌が紅に染まる。熱く熱く滾るボク自身が、キミを求めて吼え狂っている。
スカートも奪い取り、全裸になったキミを抱き上げて、ベッドの真ん中に横たえると、ボクは着ているものを脱ぎ捨て、キミに覆い被さった。
すんなりと伸びた両脚を大きく広げる。
―――そう。まだ見たことのない世界へ、今、ボクたちは飛び込もうとしている。
でも、迷わない。愛の女神がちゃんとボクを導いてくれるから。
これ以上ないほど膨張したボク自身を、そっとキミのクレバスに押し当てる。
「あっ・・・だ、だめよ・・・」
怖がって後退ったキミの細い腰のくびれを抱えこみ、ぐっと引き寄せた。
「あ・・・いや・・・」
「大丈夫。力を抜いて・・・」
「いやっ・・・いやっ!」
どうして?
こんなにも愛の蜜が溢れているのに。
すっかりボクを迎える準備ができているのに。
「怖くないから・・・」
そう。怖がらないで。
やっとキミとひとつになれる。だから、少しだけ我慢して。
「ああ―――っ・・・ああっ・・・」
ねじ込むように侵入したボクを、とんでもない快感が襲う。
激しい眩暈のような閃光が走る。
温かくねっとりとしたキミの締めつけ。
今すぐに、何もかも放り出してしまいそうになる。
僕は歯を食いしばって耐えた。さらなる歓喜のために。
でもキミは・・・苦痛のために美しい顔を歪めてる。
ごめんよ。苦しいのは今だけだ。だから、もうしばらく我慢して。
でも。ああ!キミは、なんて・・・なんて顔をするの?
清らかな天使の微笑を見せるキミが、そんな艶かしい表情をするなんて。
「い、痛いわ・・・ジョー・・・あ・・・いやっ!!・・・い、痛い・・・」
めりめり、と音を立てながらボクは扉を開け放つ。
固く瞑ったキミの瞳から、すうっと涙が零れ落ちた。
「ああ、すごいよ・・・すごくいい!ああ、フランソワーズ!」
今まで何度も想像していた。まだ見ぬ天国の快楽を。
だが、想像は所詮、想像でしかない。現実は、夢をはるかに凌駕する。
燃えるように熱い。そして限りなく柔らかい。
少し窮屈なキミの中で、ボクはただひたすら昇りつめた。
深奥部に到達した時、ボクはゆっくりとローリングを開始した。
「あ・・・はあっ・・・ああっ・・・」
七色の光が僕を包む。
突然、漣が沸き起こる。
キミの表情に、恍惚としたものが浮かび始めた。
すごいよ、フランソワーズ!こんなに・・・素敵だなんて。
ああ、もうキミを離さない。どんなことがあっても・・・。
キミの細い指が、ぎゅっとボクの背中をつかむ。
ボクはもう制御不能になって、激しく、ただひたすら突き立てた。
「ジョー!!」
キミが泣き叫ぶような声でボクの名を呼んだ―――その瞬間。
「フランソワーズ!!」
ボクは天に向かって咆哮し、昨日までの世界は粉々に砕け散った。

「まだ・・・怒ってる?」
朝日の差し込むベッドの中、ボクはキミを胸に抱きしめて耳元で囁いた。
明るい光に、その裸身をいっそう美しく輝かせるキミ。
「怒ってるわ・・・」
どこか気だるげな、潤んだ瞳でボクを見つめる。
「じゃあ・・・もっと・・・もっとこうしなきゃ」
そう。君が僕を許してくれるまで。
「あ・・・いや・・・んんっ・・・も、もうやめて・・・ああ!ジョー・・・」
ぞくぞくするような喘ぎ声。
「ホワイトデーなんだから・・・キミに・・・」
「ああっ・・・ああ、も、もうだめ・・・ああっ・・・」
どんどん敏感になっていくキミ。
「ボクの白いものをいっぱいあげる。キミの中をいっぱいにするから・・・」
「んんっ・・・あっ・・・ああ・・・・」
どうしたんだろう、ボクは。
優しく照らす月の光の中で、ずっとキミを抱き続けていたのに。
なのに、まだとめどなくキミが欲しい。きりがない。
どうして・・・どうして・・・今まで我慢してたんだろう。我慢が出来たんだろう?
こんなキミが、ボクのそばにいたのに。
「はあっ・・・はあっ・・・ああっ・・・ジョー・・・お願い・・・」
たった一晩のうちに、固い蕾はすっかり花開き、ボクをその甘い蜜芯へと誘いこむ。
このままずっと溺れていたい。ずっと、ずっと。

仲間たちは―――きっと午後にならないと帰らない。
そのつもりで出かけてくれたはずだ。
ああ、でもきっとすぐにわかってしまう。キミのこの瞳を見れば。
キミがもう、純白の衣装を脱ぎ捨てて、薄桃色のベールを纏った僕の花嫁になったことに。
多分・・・予想はしているだろうけど。

「キミが許してくれるまで・・・ずっとこうしてるから・・・」
息も絶え絶えな表情で、キミは激しく喘いでいる。
「もう・・・もう死んじゃうわ・・・ああっ!ジョー!」
なのに、まだ懸命にボクの愛撫に応えようとする。
そんなキミが愛しくてたまらない。
「フランソワーズ・・・愛してる!」
「ああ・・・ジョー・・・私も・・・よ・・・ああっ・・・」
また唇を重ねる。
もう何度目のキスだろう?何度昇りつめたろう?
今までの分を一度に取り戻すかのように、ボクたちはひたすら奪い合い、そして与え合い続けた。

そして―――。
太陽が西に傾いた頃、ボクたちはとろとろと心地よいまどろみの中にいた。お互いのぬくもりの中に、深く体を沈めたまま。
―――と。
キミがはっと身を固くした。
「あ・・・ドルフィン号だわ!みんなが・・・あっ!」
上半身を起こしたキミを、うつぶせにしてボクの体の上に引き寄せる。
「ジ、ジョー!・・・何するの?もう、みんなが帰ってくるわ!」
「でも、まだ答えを聞いてないよ。・・・許してくれるかい?」
「え?・・・あ・・・どうしよう・・・」
キミは頷きかけて、躊躇した。
―――許したら、あなたはもう抱きしめてくれないの?
君の顔にそう書いてある。
ボクは耳元で囁いた。
「もう・・・とっくに許してくれてるクセに。意地っ張りなフランソワーズ。それとも・・・まだ足りない?まだ・・・満足できないの?」
「もうっ!嫌なジョー!」
キミは顔を赤らめてクスッと笑い、頬をボクの胸に押しつけると、かすれた甘い声で小さく呟いた。
「あなたなんて・・・大キライ・・・ずっと許してあげないから」
もう僕の耳にも聞こえる。ドルフィン号のエンジン音が。
でも―――きっとイワンのことだ。
機転をきかせて、地球をもう何周かして来てくれるだろう。
ボクは体をくるりと回転させてキミに覆い被さると、夢の続きに再び身を委ねた。